光文社文庫<br> 衝突針路 - 長編海洋ミステリー

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光文社文庫
衝突針路 - 長編海洋ミステリー

  • 著者名:高橋泰邦
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 光文社(2014/01発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
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  • ISBN:9784334705916
  • NDC分類:913.6

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内容説明

貨物船多聞丸は、海霧(ガス)のたちこめる三陸沖を航行中、突如右舷に他船を発見した。懸命の操舵も虚しく、ついに衝突、そして二等機関士(セコンド・エンジニア)久保が謎の溺死。海難審判で被告の立場となった二等航海士(セコンドフサー)小野寺は、法廷で息づまる攻防戦を展開しつつ、久保の死の真相を追う。久保の美しい妹に秘密が? スリリングな海洋ミステリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヨッシー

3
評価★★★★☆2024/11/30

ヨコケイ

2
翻訳家として知ってはいたが、創作を読むのは初めて。文章が硬質なのは敢えてか。冒頭の海霧中の海難事故のシーンは生々しく、後処理の描写は詳細。矢面に立つ衝突した貨物船の航海士(語り手)は、探偵役の老海事補佐人の力を借り、海難審判と機関士の死の不審な状況に立ち向かう。審理前から、事を有利に運ぶため相手方をスパイしたり証拠を隠蔽したりと駆引きする様は、(せざるを得ない制度上の瑕疵も含め)リーガルスリラーの趣き。途中、機関士の妹も絡んだ冒険行が入る。終盤の審判廷の場面は、些か専門的だが謎解きの興趣がある。2020/09/04

kanamori

0
☆☆☆2011/10/16

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