内容説明
“死にたくない。商売がこんな大事なときに死んでも死にきれない”――町場の印刷工場の主・村野末吉は、病院のベッドで思った。苦労を重ね続けた人生が、ようやく好転しかけていた。彼は意を決して、縁者から多額の借金をし、最上等の個室に入り、心臓手術の担当医にも十分な謝礼をした。そして無事、退院を果せたが……。表題作ほか「湖畔の人」「ひとり旅」「九十九里浜」「賞」「春の命」など、人生の皮肉、孤独をテーマとする初期作品12編を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Kira
19
電子。12篇の初期作品集。表題作はよかったのだが、なんだか唐突に終わって尻切れトンボみたいな作品もあった。余韻の楽しみは、こちらにおまかせ?2025/11/12
きりん
3
愛憎、嫉妬、転落、ハッピーエンドな話は一話もない。しかし、これが清張文学の真骨頂!2024/05/06
イカ男
2
12編の短編集。「延命の負債」、「賞」、「津ノ国屋」と「三味線」の4点がよかった。2011/12/31
るつ
1
「月」がとても印象的だった。2022/10/28
いち
1
はじめての松本清張、短編集。読みやすくて面白かった。2022/07/05
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