内容説明
万年最下位の札幌ベアーズは、チーム強化の秘策を練っていた。ポパイこと山形五右衛門を監督に担ぎ出そうというものだ。76歳という老雄の登場に、日本中のプロ野球ファンは驚いた。腰をぬかした。だがもっとビックリしたのはベアーズの選手たちだった。ショック療法は効き、チームは2年連続優勝を果したが…。抱腹絶倒、痛快無比、これぞユーモア野球小説の決定版。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっしー
3
★ 荒唐無稽な野球小説、いいじゃないか。2023/04/05
てつや
1
だめだめ球団を立て直すために、76歳という高齢の監督が起用され、さてどんな風に立て直すかと思いきや、物語は予想外の方向に転がっていく。 ユーモアたっぷり、笑いと涙がつまった野球小説。 川上健一って、ほんと読んでいて気持ちいいですねぇ。 『ららのいた夏』や、『宇宙のウィンブルドン』が好きな人にはお勧めです☆2010/03/29
つむじ
0
当時は世間もこんな雰囲気でしたが、それにしても本作は酷い。偏見に満ちており、嫌悪感でいっぱいになってしまった。唾棄すべき1冊です2012/04/01
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