内容説明
鍬形修二はカード占いを生業とする。死んだ兄の書斎のなかにアメリカ製のタロット・カードと英文の解説書があったので、独学で〃にわか占い師〃をはじめることになったのだ。これが面白いほど当たる。客の相談事次第では、つい親身になって、私立探偵に早変わり……。ミステリーの名手が卓抜な着想を駆使し、読者を堪能させる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
砂糖と塩
9
短編集。妹を幼い頃に空襲で亡くしたというセリフに、時代を感じます。不可能犯罪っぽい事件多めなんですが、主人公がダウナー系で、謎解きはあっさりしてる印象。とある話なんて、主人公の推理は思い付きで断片的に語られ、それが当たってはいたものの、事件解決に全く貢献しないという地味さ…。最近のミステリーが好きな人には勧めにくいんですが、いざ読み終わってみると、こういった短編をもっと読みたくなっておりまして…なんというか、後から「あ、面白かったんだな…」とやっと気付ける、しぶーいテイストの本の気がします。2014/10/13
がるっち
4
ぜーんぜん残っていなかったので、既読とは思わず再読。タロット関連の事件かとまた思ってしまった。2011/10/10
がるっち
2
タロットカードの素人読み。でも全然カードは相談事には使えていないように思った。タロットカード占い屋をやって、心配事を聞くと結局放っておけず、探偵業をしてしまうと。終わり二話は探偵術とは違う短編だった。2010/08/28
でつ
0
なかなか面白かった。 所々に時代を感じれる部分もあってそういう意味でも読んでいて楽しかった。2016/07/05
kanamori
0
☆☆★2010/09/29
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