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内容説明
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南極大ぼうけん。ほんとうにあった猫の冒険ものがたりです。
南極一次越冬隊に犬ぞり部隊が大活躍したことは有名です。
兄弟の樺太犬タロとジロのけなげな生きざまは人の心を打つニュースでした。
そのなかまに 一羽のカナリヤと生まれたばかりの猫もいたのです。隊長の永田タケシの名をつけられて、タケシはアイドル兼欲求不満受け役を貫き、世界一ペット業を完遂した表彰されるべき偉大な猫なのです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
49
南極の本は何冊か読んでいるのに、猫が居たとは知りませんでした。犬は大事な同志、仲間ですが、猫は癒し担当だったのでしょう。過酷な環境に男性だけでの生活。猫がいるだけで、どれだけの越冬隊員が癒されたことでしょう。それだけに他の隊員たちが、帰ってきた港で行方不明と言ったのは、作間隊員とご家族をいたわってのことだと思います。亡くなるのは辛いですが、行方不明はもっと辛い。一生心に「自分への罪」となって残ってしまう。南極育ちのタケシですから、きっとたくましく生きたと思います。2021/05/14
p.ntsk
47
タロジロとともに南極越冬した唯一の猫タケシの実話を基にした絵本。出発前の越冬隊の前に突然現れ隊員たちのマスコットに。帰国後は使命を終えたかのよう忽然と姿を消したタケシ。ちょっとミステリアスです。タケシの魂は大好きな南極を駆け巡っているのでしょうか。2018/11/30
り こ む ん
40
テレビ番組で知り得た猫の話。タロウ、ジローの話があまりにも劇的だっただけに…猫があの越冬隊に居たなんて知らなかった。しかも縁起が良いからと…人の勝手な思いで…なんか、考えてしまうのだけど、南極での日々は、隊員たちの癒しとなり、本人も住めば都とばかり生活をしていた様子にほっこりする。猫はあまり環境の変化を好まないから…日本の雑多さに驚いたのかな?巻末に実際のタケシ姿と笑顔の隊員の写真。あとがきまで読んでいただきたい。2018/02/08
ネムコ
39
先日、テレビで南極に行った猫がいると知ったところだったので、この本に興味を持ちました。実話です。すごいな。絵のタケシも可愛いけど、写真の本物のタケシは個性的なブサカワ系で、とっても好み❗ 昭和基地で良いパートナーだった作間隊員のうちに引き取られた一週間後に失踪。どこに行っちゃったのかな…。2018/02/17
たまきら
28
南極に猫を連れて行った時代があったんだ!動物検疫とかあったのかなあ…などと考えつつ、不思議な環境を受け入れ、みんなの癒しであり続けたこの雄ネコのおおらかさにびっくり。帰国して「おお、なかまがいるじゃん!」と張り切ったのかなあ。それとも本当に南極を探しに行ってしまったのかしら。さびしいなあ。また一味違う「南極物語(古いからみんな知らないかしら)」です。読み友さんから。2018/07/13
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