内容説明
ある日ふと“真実のラーメン”を求めて中国シルクロードをさまよい、踵を返し一路、プロレス王国メキシコへ飛ぶ。“演歌のルーツ”は竜飛岬。“うどんの聖地”は四国の讃岐。“神サマの本場”は京都に出雲と日本列島水平直角右左の大移動。旅は男のおもしろかなしずむ。こだわりの豪華一点主義である。ややや! と驚きに満ちた初の世界過激見聞記。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さきん
25
メキシコの熱狂的なプロレス愛から始め、さぬきうどん、竜飛岬と国内へ話が飛んでいく。2018/08/04
奥山 有為
12
香川のうどんのくだりだけ。うどんはもちろん小豆島の素麺「島の光」もめっちゃおいしいのにー。「香川はうどんはいいが女はダメだな」…昔から結婚するなら「讃岐男と阿波女」とかいうしなあ。悔しいような、うーん。2017/09/27
やまゆ
10
プロレスには興味がないけど、メキシコで熱狂な様子がよくわかって面白かった。日本に行ってみんな稼ぎたいんだなあ。2017/08/17
あっきー
10
✴3 前半のメキシコプロレス紀行は現地の興奮が伝わってきて面白かった、後半は日本と中国編、シルクロードをランクル70でとばしてみたいなー、積読本を消化した2017/04/19
あび
9
おお、まだシーナさんが尖っている。あまりシーナさんの作品を時系列で読まず、かなりランダムに手に取っているため、どれがいつの作品かとかは分からないが、なんだかまだ文体が若々しい。いい感じに口が悪くて気分爽快。2016/01/13