内容説明
赤ん坊の時捨てられ、気立てのいい仲道治子に育てられた美帆は、すくすく成長した。いま、16歳になった美帆は、鳴りやまぬ拍手の中にいた。カーテン・コールが何度もくり返された。天才バレリーナとしての輝かしい未来をつかんだのだ。このすばらしい青春をくれた“あの人”は、いま何処に。美帆の小さな冒険と大きな愛の旅が始まった――。人気最高潮の赤川次郎が放つ、青春ラブ・サスペンス。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
亞瑠
6
2冊目の赤川次郎でした。この間読んだ「ふたり」とは6年も離れていて、「愛情物語」はどちらかといえば、内容が深いというより、面白かったという印象が残っています。角川監督の映画はまだ観ていないんですが、最初から最後まで可愛い原田知世をイメージしながら読んでしまいました。映画もこれこら観ようと思いますが、イメージしていたものとどう違うのか楽しみです。16歳にしてもしっかり者と、周りのみんなから愛されている美帆ちゃんはやっぱり、まだ子どもだったんだなとエピローグを読んで思いました。思い込みって危ないもんだなあと。2024/04/30
かりんとー
2
初めて会うのに思い出のような人。2015/04/19
poke
2
意外にも、初めて読みました。のわりに、ちゃんと、薬師丸ひろこさんの顔が頭に浮かびました。年代かな・笑2009/12/10
のりじゃん
1
覚え書き。映画化された時に読む。映画の内容と、こちらとかなり違って驚いた
ちょび〜
1
オチがいい。母親似の頑固者ですね。2013/11/29