角川文庫<br> 空、見た子とか

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角川文庫
空、見た子とか

  • 著者名:野田秀樹
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • KADOKAWA(2014/01発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041517031

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内容説明

野田秀樹の処女長編小説? 子供だましなんじゃないの? 子供魂さ。ナンたって河竹黙阿弥の火曜放火(かようのほうかは)子供魂だもん。『火曜日のほオカマ事件』? 『僕帝国幻想』さ。8歳でノーベル賞だよ。 フン、しょせん人生は輪廻(ルーレット)ね。 僕は悪魔の国の代理執行人なんだ。 あら、あたしなんか「天使=オ・カ・マ」よ。ほら、その毎日中学生新聞の切り抜き。え、この切り抜きにまつわる未来の記憶? これが僕の物語の第1話だったんだ。この「僕の物語」の始まりだった第1話を語る頃、きっと「お前の物語」のその第十三話が、裏側では語られていたんだ。お前の第13話は、一体どこに……僕は切りぬきを、そうっと裏返してみた。そこにある、「お前の物語」の第13話……

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Te Quitor

10
コトバ遊び。刺激的言葉遊び。ひたすら言葉遊び。とことん言葉遊び。不思議な魅力、センスがある。読む前から嫌な予感はしていた。残業終わりに読むべき本ではないのは分かっていたのだ。そら みたことか。読んだ後のこの疲労感。脳が疲れた。いや。まぁ、分かってはいたのだ。疲れるだろうという事は・・・。2015/06/08

午後

2
言葉遊びもトコトン突き詰めたら立派な小説になる。こんないびつで、パワーに満ち溢れている小説はきっと二つとない。物語が言葉に引っ張られてグイグイ進んでいく。先に物語があるのではなく、言葉が物語を次々と生み出していくのだ。こりゃあ、子供だましじゃないね。

ひとみ

1
劇を小説に落とし込んだ(昇華した?)かんじ。ラスト10分で照明の落ちた舞台の上、主人公が1人スポットライトを浴びながら叫び訴え、怒涛の伏線回収をするあのかんじ。 いつもおお〜って思うけど馬鹿だから全然真意汲み取れてない。誰か解説してほしい2019/04/07

法水

1
『少年狩り』同様、若さが感じられる作品。果たしてこれを小説と読んでいいものかどうかもよく判らないけど、時代がこういうものを求めていたのかなとも思う。2014/03/14

kemonoda

1
野田秀樹さんの処女長編小説。高校の頃、何度も読みましてね、この毒にやられてしまいました。たぶん今はもう絶版ですね。2012/04/23

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