内容説明
シティ・ホテルに泊りたいけれど、男がいないからつまらない。素適なバーに飲みにいったら、緊張のあまり息ができなくなって気絶した。キラー通りのブティックで試着したパンツは、太り過ぎで、入らなかった。ならばと出かけたスポーツ・クラブ。たった5分間で死ぬかと思う程つらかった。どうすりゃいいのさ、このワタシ。 おまけにタクシーまでが私を避ける。 嗚呼、哀れ真理子はひとりぼっち。さらば、恋人達が肩を寄せ合う幸せ色の街角よ。振り返って、思いっきり投げキッス。だが、気をつけろ、恋人達よ、街角よ。真理子のキッスは殺しのサイン!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Sreyda
2
ここまで正直に「モテたい!」「すごいと思われたい!」「特別扱いされたい!」と、言ってくれたら清々しいです。私も少なからず思っているけど、なかなか口には出せませんので。面白かったです。2015/04/27
かりん
1
おもしろかった~。とにかく何も考えずに読めて笑える。結構ひどいこと書いてたりするけど、読み終わった後まったくイヤな感じがしない。スッキリしました。2010/08/22
ひろ
0
林真理子氏が28~29歳の頃のエッセイ。今は死語となっている『ナウい』とかの言葉が出てきて懐かしい。アチコチで馬鹿にされたり悔しい思いをされたことが書かれているが、今は直木賞作家だ。悔しさをバネにして沢山努力をされたんですね。人を見かけで判断してはいけません。2017/01/25
Deer Book
0
1984年のエッセイ集。ラブホテルに行ったことがないらしい。1990年の結婚までに行けたかしら。 2018/10/04
sau
0
ナウい!第一勧銀! 80年代だなぁ。 ただちょっと悪口が過ぎる。 2020/10/312020/10/31
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