内容説明
正直、自分の著作からこのような本をつくりだすことができるとは思わなかった。あるものは私の考えや気持ちをズバリと表現したものだが、別のものは私の考えではなくても作中人物に言わせた場合もある。しかし、読みながら、「なかなか、いいことを言っているじゃないか」滑稽だが、感心してしまった……。(「あとがき」より)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒生
5
あとがきに書くには、「私は仏文科の出身だから、仏蘭西モラリストの箴言集を愛読した時期があった。こうした箴言集はそれをウノミにするのではなく、むしろ議論や思索のサカナというか、出発点にすべきだと考えている。読者よ、そういう形で、私の本も活用して頂きたい。」…男とは、女とは、恋愛と愛の違いとは、人間の弱さとは…考えさせて頂いた。折に触れてまた開く本だろう。核心を衝きながらも、穏やかに染み入ってくる読後感の良い金言集だ。2016/04/19
活字@れつだん先生
1
様々な本から抜き出した箴言集。面白いけど後半ネタ切れ。女性に厳しすぎて笑ってしまった。「男にできぬことを女がやり、女にできぬことを男がやり、互いの資性を尊重しあうことが本当の男女同権というべきです。」前後がないからつまらない。箴言集だと知ってたら買わなかった。2021/09/23
としちゃん
0
愛とは「棄てないこと」(13㌻)2021/03/19