文春文庫<br> 鬼が来た 〈下〉 - 棟方志功伝

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文春文庫
鬼が来た 〈下〉 - 棟方志功伝

  • 著者名:長部日出雄
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 文藝春秋(2012/05発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167350024
  • NDC分類:913.6

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内容説明

「棟方志功の生涯は、遠い昔に滅び去ったはずの古代人の魂、すなわち文字の原義における鬼が、青森の貧しい鍛冶屋に生まれた小柄で筋骨型の毛むくじゃらな肉体をかりて忽然と姿をあらわし、前近代と背中合わせになっていた日本の近代のなかを風のように駆け抜けて行った一生のようにおもわれる」(あとがきより) ヴェニス・ビエンナーレのグラン・プリ受賞をピークとする長い全力疾走のはて、棟方志功が地平線の上に見たものは……。芸術の世界の広さと深さを描いた比類のない傑作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

77
編年体で書かれていないのでその時々のエピソードなどを中心に書かれています。やはり天才芸術家の常なのか家族はかなり苦労したようです。文化勲章を受章したり、自分の版画をもとにしたねぶたでの行進なども目に映るようです。また意外な友人たちとの出会いがあったようです。東京オリンピックのグラフィックデザイナーの亀倉雄策と写真家の土門拳とは特に仲がよかったようです。2015/09/14

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