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内容説明
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わずか16歳で一家を背負わなければならなかった一葉。貧しさと戦いながらも文学への夢を抱き、先生にほのかな思いをよせていたひとりの少女。
『たけくらべ』の天才作家で、5,000円札の肖像にもなっている樋口一葉の、はかなくも哀しいものがたり。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
C-biscuit
12
kindleアンリミテッドで読む。樋口一葉の半生が伝記風に書かれている。今あるゆかりの地が紹介され、その場所の出来事が物語として進んでいく。一葉については不勉強であったが、よくわかった。残念なのは、元の婚約者からのプロポーズを断るところで終わっているので、代表作である「たけくらべは」出てこない。その辺りは、短い一生であった一葉の充実した時期がその後にあっただけに残念である。しかし、一葉の時代の考え方などがよくわかる内容になっているので、良い面もある。お札になるくらい、才能に溢れた日本を代表する作家である。2016/10/31
雨巫女。@新潮部
7
《私-図書館》一葉さんの小説は、永遠です。つらい一生だったと思いますが、少しうらやましい。2016/07/08
ひじり☆
6
若くして亡くなった一葉。あまり幸せそうではなかったな。2016/12/25
take
4
台東区の樋口一葉記念館に向かう電車の中で読んだ。一葉の一生がわかりやすくまとめられている。彼女の優れた作品が、彼女のつらい境遇から生まれたのかと思うと、何だか申し訳ないような気がしてしまう。2018/01/12
tomosun
2
この本は子どもが読めるように、本文中の漢字にルビが添えられている。緑雨が一葉の本質と称した一言、「涙ののちの冷笑」。漢字混じりで読むとき、このフレーズ「上手い!」って思うが、横のふりがなで読むと、「の」の繰り返しの余韻に気が引かれる。なみだののちのれいしょう2014/03/30