内容説明
上杉勢を率いた直江山城守が関ヶ原の戦いに敗れて10年。大御所家康の近くより難題が持ちこまれた。家康の懐刀、本多佐渡守の次男長五郎を、山城守の養女の婿に、というのである。本多の狙いは直江家乗っとり、上杉家の監視にあるのだろうか。山城守秘蔵の家臣、直江四天王は猛反発を示した。長五郎は本多が仕立てた隠密の噂さえあるのだ。山城守は苦慮の末、上杉、直江両家の安泰を図る一計を案じた。四天王の力を活用した、その一大奇策とは? 豪放大胆な構想で描く傑作長編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
出世八五郎
8
史実の隙間を自由に往来し描くことで戦国武将が生き生きと蘇る。些細なエピソード調べれば史実に近く余談的に勉強にもなる。ラスト三行より本作が生まれた。数々のエピソードをつなぎ合せて、これだけのものを作り上げたのは凄い。タイトルは適当だと思う。2014/04/22
北白川にゃんこ
4
バカばっかなのに最期は切なく爽やかに締めるのが山風なんだよたあ。よう考えるわ。基本的にはバカバカしい話なんだけど。2021/01/19
miubw
2
直江兼続に仕える直江四天王(前田慶次郎・上泉主水・岡野左内・車丹波)は豊臣恩顧でありながら徳川に与した大名たちに一泡吹かせようとするが。直江四天王のキャラが良い。それぞれの背中の大ふへんもの、天下一、十字架、火の車もカッコ良い。ただ大名たちへの嫌がらせが殺されちゃう人もいれば説教されるだけの人もいて統一感ない。武蔵小次郎や忠臣蔵も出てきて詰め込み過ぎでまとまらない感じ。ラストの四天王の決断は意外で良かった。 2022/03/19
八重葎
2
正体はばればれだが直江兼続は承知なのか、だったとして何を意図しているのかが推測できなかったので最後までわくわくしながら読んだ。なお内容はドタバタコメディといってもいい。2015/11/19
メキシコ
2
やっぱり山風は佐伯絵がいいね2013/04/22




