内容説明
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詩と出会った中学生たち―どれほど深く詩の世界を感得し、それを自分自身の生き方にとりこんで読み、味わい、楽しむか。現代の子どもが心を開いたとき、その個性的でみずみずしい感性がほとばしる。「山びこ学校」「続・山びこ学校」に続く、無着成恭の第三の実践記録。
目次
プロローグ 自分の名前生命のよろこび[春の歌…草野心平]奪われた自由[ぼろぼろな駝鳥…高村光太郎]自分自身を生きる[表札…石垣りん]挑みへの出立[峠…真壁仁]自分を愛する心[奈々子に…吉野弘]愛は照らし続ける[ランプのように…丸山薫]自然が絶滅する[葦の地方…小野十三郎]楽しき玩具 俳句・短歌を教えてみてエピローグ 無着先生さようなら私の愛唱詩抄…この六年間に授業で扱った詩・作品あとがき