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内容説明
幕末から明治初年にかけて日本では、西欧の言語の吸収に熱心で素顔の日本語を恥じ、外国ふうの化粧をした日本語が生まれた。さらに敗戦によって日本的なすべてのものに対する否定的な態度が一般的になり、近年は、書く文章だけでなく話しことばもまた激しく変りつつある。幼児にことばを教える母親の役割の重要性を痛感する著者が外国語と比較して、日本語の素顔の美しさや味わいを数々の具体例によって見なおす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
1.3manen
22
日本語は豆腐のパラグラフだが、外国語はレンガ(8頁)。本を読まなくてはハナシにならないが、話ができなくて教師としてハナシにならないとは考えないのだからおもしろい(81頁)。日本語の話すことばは動詞中心で、ヨーロッパ語は名詞中心の表現が多い(118頁)。わが子の、一生変わることのない絶対語感の先生になるために、母親はもっとことばに関心をもたなくてはいけない(169頁~)。私には子供がいないけど、母親の母語は重要なことだけはわかった。 2015/10/03
Hong Kong
11
本棚にあったので、旅のお供として、関西にやってきた。 日本語に関する何かが得られるかなと思ったが、いかんせんやっぱりちょっと古いのでね。2019/08/14
海恵 ふきる
10
興味深い話題が最終章「素顔の日本語」に結集する様は見事である。我々は最終章より前のエッセイ群で個々の興味深い話題を楽しみつつ、先生の言わんとすることの総体をなんとなく掴み、最終章を読むことでその総体の全貌を確認することができる。ひとつ言うとすれば、子供の言語教育の責任を母親に押しつけ過ぎているきらいがある。しかし、現代においては前述のような問題点が見受けられるにしても、この含蓄に富んだエッセイを読むことの価値は余りあるものである。2021/04/06
takao
2
ふむ2022/09/15
hassy★
0
あいまいなのが日本のいいところ。そうだよね。古い本だし、コメントはちょっと古臭いものもあったけど、読み物としていいと思う。2012/07/17




