内容説明
知り合ったばかりの男の家へ招待されて一泊し、一夜明けると主人をはじめ家じゅうの人間が忽然と姿をけしたという奇想天外な事件の「ウィスタリア荘」、ホームズと敏腕ドイツ・スパイとの対決を描く「最後の挨拶」、ほかに「瀕死の探偵」「ボール箱」「赤輪団」「悪魔の足」など傑作8篇を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆき
5
ああ、面白かった。最後のちょっと年齢を経た二人の事件が楽しかった。血縁つながりで最後はしめ!2014/04/07
ニョンブーチョッパー
4
★★☆☆☆ 「ブルース=パーティントンの設計書」のようにほんとに機密にしたい製品に関しては、複数メーカーに分割して発注してそれぞれの持っている情報だけでは成り立たないようにするという方法は今でも大いにありそう。「ブルース=パーティントンの設計書」とか「最後の挨拶」のように国際的な問題がテーマになっている点で、今までの、近い範囲での事件とは一線を画する。イタリア語の「pericolo(ペリコロ)」が「危険」という意味だと知る(ペリーコロさん!)。2021/07/04
黒上豊
2
個人的に気に入っている「瀕死の探偵」が入っている。この話のホームズとワトスンの会話が好きだ。緊迫感のある会話。瀕死のホームズを必死に説得しつつ彼の頼みを聞きいれるワトスン。その真相は・・・。「悪魔の足」、これは面白い。何といってもホームズとワトスンが自ら実験台になって証拠物件を確定させるという件である。物語的にもホームズ物の王道を見せてくれた気がする。2014/04/08
ツンドク
1
「勝負のために勝負をする」2009/10/20
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