文春文庫<br> 大いなる助走

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文春文庫
大いなる助走

  • 著者名:筒井康隆
  • 価格 ¥468(本体¥426)
  • 文藝春秋(2016/05発売)
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  • ISBN:9784167181031
  • NDC分類:913.6

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内容説明

筒井康隆が文学賞への“怨念”をこめて文壇を震撼させた問題作! 文壇予備軍・同人誌作家がブンガク賞をめざして抱く大いなる野望と陰謀──選考委員、編集者、文壇バーに象徴される作家集団の恐るべき内情。地方で繰り広げられる文学談義の虚構。行間にみっしり詰め込まれた破壊力でタブーとされた“文壇”とその周辺の人間群像をパロディ化し、文壇の俗物性を痛烈に嘲笑。単行本刊行と同時にカンカンガクガクの話題をまいた猛毒性長篇小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

saga

33
【再読】大衆文芸の最高峰・直木賞。それを受賞できなかったのはブンガクではなくSFだったからなのか? 文壇の内部では、このように恐ろしく湿った世界なのだろうか? 地方の同人主催者・保叉(ルビなし。なんと読むのだろう?)のアドバイスを受けて書いた小説が思わぬ反響を呼ぶことになった市谷くん。直廾賞候補になり、職も全財産も投げうって工作をした挙句の落選。彼は破綻の人生を選択してしまう。演劇・ドラマの脚本仕立てで進行する物語に、ついつい市谷くんの気持ちに入れ込んでしまった。2019/09/22

ぽち

11
たぶん4,5回は通読しているのでおそらく6回目かそれ以上の再読にはなるのだけどこんな筋道のくっきりとした小説をなぜかほどに読むのか、読ませられるのかといえば改めて文学理論ぽくいってみればやっぱり語りと描写の技工につきるのだろう、か。主人公の(この言い方も極めて文学理論ぽいが)焦燥、絶望、憤怒、理知、殺意、にからめとられる、ここにあるのは共感ではない、侵食、同化する感覚。最終盤のドライブ感覚は只事ではないのだけどそれだけでない、コールタール塗れの情感に窒息する。表層的に、スラップスティックの傑作でもある。2021/06/05

ホレイシア

7
そういえば、高校生の時に読んだ。大昔だ。2008/01/06

電波時計

6
著者自身の直木賞落選に対する私憤から書かれたと思われる作品。ラストはやや駆け足すぎるように感じたが、書かれた当時(およそ40年前)の文壇内を面白おかしくカリカチュアライズしていて、とても面白く読むことができた。文壇内でのSF作家に対する不当に低い評価について書かれているが、著者は実際に相当腹に据えかねたことがあったのだろうか。また本書を読むと、地方での同人誌活動は仲間内だけのただのから騒ぎのようにも感じてしまった。2018/05/16

そうたそ@吉

2
★★★★☆

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