基本説明
言葉の力|綴込:小冊子2点
詳細説明
★BOOK IN BOOK
・ART NAVI 今月の美術館・ギャラリーガイド
☆綴じ込み付録
・現代詩アンソロジー
認識の積み木
[特集]
●言葉の力。
美術、詩、短歌、演劇、音楽、ラップ
ジャンルを横断する言語表現の現在地
―言葉はつねに人々の営みとともにあるが、
東日本大震災以降の日本において
言葉のありようは様々な変化を見せてきた。
SNSの普及やメディアの多様化といった状況は、
ネット上で短歌や詩を発信する若い書き手の登場や、
日本語ラップの再ブーム、言語表現を扱った
美術展の増加などの芸術・文化の現象とも不可分であろう。
言葉の問題に向き合うアーティストや詩人といった
現代の表現者たちの取り組みを追うことで、
諸刃の剣ともなる言葉の力について、いま改めて考えたい。
◇PART1 PERSPECTIVE
2010年代の言葉
・巻頭座談会
穂村弘×柴田聡子×保坂健二朗
変わる時代、変わる言葉、あるいは変わらないもの
◇PART2 PLAYERS
言葉を手繰る人々
◎TOLTA
◎いぬのせなか座
◎毛利悠子×大崎清夏
◎川上未映子×藤田貴大
・俳句についてのメモ
・言葉の「揺らぎ」と「強さ」をめぐるアート9選
◇PART3 PLACE
言葉が紡がれる場
・韻律の信仰
共同体をめぐる日本語ラップの試み
◎志人
◎GOMESS
◎高山明
Port Bが語る、劇場と言葉
・誌上ワークショップ:短歌をつくってみよう。
◇谷川俊太郎展
◇ESSAY
・散文を恐れている 千葉雅也=文
・吠えるか、吠えらんねえか
──清家雪子『月に吠えらんねえ』について 川口晴美=文
・共感への公然たる抵抗を考える 松井茂=文
[Artist Pick Up]
◆ローレンス・ウィナー
[ARTIST INTERVIEW]
◆朴栖甫 Park Seo-Bo
…ほか
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