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基本説明
原著:岩波書店、2006年。この評伝風思想案内において、苅部直は丸山の戦前から戦争期にかけての子ども時代から青年期への歩みをたどり、民主主義の理想への傾倒を深めるとともに、個人の自立と誠実さへの希求への動機づけとなったいくつもの核となる体験を活き活きと描き出している。これは、大衆社会に内在する問題への丸山の戦後の取り組みへの姿勢を示し、日本の伝統をその病理学面から分析し再解釈するためにそこに内在する現代性への道を探りつづけた丸山の思考の透視図である。
原著:岩波書店、2006年。この評伝風思想案内において、苅部直は丸山の戦前から戦争期にかけての子ども時代から青年期への歩みをたどり、民主主義の理想への傾倒を深めるとともに、個人の自立と誠実さへの希求への動機づけとなったいくつもの核となる体験を活き活きと描き出している。これは、大衆社会に内在する問題への丸山の戦後の取り組みへの姿勢を示し、日本の伝統をその病理学面から分析し再解釈するためにそこに内在する現代性への道を探りつづけた丸山の思考の透視図である。