目次
帰国
家族
父の出征
母の入院
母の死
終戦
飛ばされた腕
靖彦の死
和夫の死
恐さと悲しみの荼毘
引き揚げ
無念さとの戦い
棄てられた死体
船の中の火傷
日本の国
初めて見る伯父
蟻のなみだ
シベリア墓参
父の墓参
父の魂〔ほか〕
著者等紹介
坂口康子[サカグチヤスコ]
昭和12年、中国東北部撫順市で生まれる。戦中父親は召集され、母親は病死し、終戦。昭和21年2人の弟を亡くし、残された姉兄と4人で舞鶴港へ引き揚げる。平成4年シベリア墓参団に参加。自然の中に生きる全ての命の尊さを訴え、平和への願いを詩歌や随筆に込め活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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