出版社内容情報
気がつけば生保レディで地獄みた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ma-bo
89
気がつけば〇〇ノンフィクション賞の第1回受賞作。受賞作ではないものの後に発売された認知症介護の沼にいた、40年間無職だった、は先に読了済み。就活に疲れ果てた作者がたどり着いたのは保険の世界。いざ、飛び込んでみると、あまりにも過酷な現実が待ち受けていた!?“2025/03/18
岡本 正行
80
著者が自ら同性愛者であると記載している。本論とは関係なく、興が削がれる。一般人にとって、LBGTQは、異質の世界であり、それを理解せよ、差別・区別するなということ、根本的に理解できない。いかに憲法で差別を禁止して、法律で権利を定めようと、人間の感情は、それを容認できるかの問題、トイレや風呂の問題ではない。人間も動物であり生物、単に永年の感覚だけではない。男は男、女は女、子孫を残すためにも、ごく一般駅な夫婦、男女関係を維持するだけでも十分、同性間での結婚、それは必要か、そっちに方向に行ってしまった、惜しい2024/03/25
Kokopelli
43
この本の企画が、例の「ほにゃらら日記」シリーズの2匹目のドジョウ狙いっぽい。日記形式とこちらは私小説とで形が違うが、読者があまり知ることのない実態を描くという点では同じですね。賞を設けての初受賞作品ということで、なかなか読ませる作品になっていると思う。想像以上にキツくてブラックですね、生保のやり口は。新人の生保のセールスで月に2件以上のノルマで、ベテランを含めて日本にどれくらいのセールスが存在するのか?そして、保険を契約する可能性のある客の数って何人?人口減少にある現状で、いつまでヤレルのか?生保って何。2024/05/01
ドッケン
26
著者が実際に経験している方で、たぶん書かれていることは粗方事実だと思えるので、職場にいらっしゃる生保各社の営業の方々にはなるべく優しく対応してあげたいなとつくづく感じました。2025/01/26
marumo
18
怖しい…。苦労して大学まで出した娘がこんな目に遭ってると知ったらば親は泣いても泣ききれないわ。生保レディ…大変だろうな、と思ってはいたけど、大変どころじゃないわね。自分の娘及び知り合いの子、何なら通りすがりの子でも「生保レディになろうかしら〜」なんて言ってたら全力で止める!しかも実は正社員ではなく個人事業主だから労基も相手にしてくれないなんて初めて知った。職場で過呼吸からの失神が当たり前なんて怖すぎる。業績上げる人って本当にすごいね。日生のおばちゃん自転車で〜🎵のCM世代だけど急に禍々しく思えてきた。2024/02/20