感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
洋書好きな読書モンガー
24
2024年の映画の原作(日本公開は丁度1年前の昨年3月末)。教皇選挙(コンクラーベ)が出て来る映画は1990年の「ゴッドファーザーpart3」2009年のダン・ブラウン原作の「天使と悪魔」を観たけれど文章だと詳しい様子(バチカンの地図、枢機卿の服装、選挙の仕組みなど)がわかる。映画は観てないけれど主人公の主席枢機卿役のレイフ・ファインズが如何にも悪役ぽい顔付きなので読んでいる最中ずっとマイナス補正が掛かりっぱなし(いつ悪巧みするんだろうと)🤷2026/03/28
本の蟲
14
アカデミー賞受賞作(未視聴)原作。塩野七生作品から知った中世の教皇選挙(コンクラーベ)は20名前後の話なので、現代の枢機卿の数(100名以上)に驚く。過半数を得るため、密室で繰り返される投票はまさに社会の縮図。リベラルと保守の対立。選挙工作に対立候補のスキャンダル暴露。主席枢機卿である主人公にも、日和見・介入行ったり来たりの中途半端な姿勢に苛々する。聖職者とは一体? まあ逆に教会や神父が身近な西欧では、この人間臭さも承知の上かもしれない。それでも信仰される宗教の不思議よ。色々な意味で皮肉なラストには満足2026/03/20




