感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
むらて
1
昭和末のデビュー作から最近のショート寄稿までの未収録作品集。。読めていなかった作品が多いので、こうして出版されたことがとても嬉しいです。短編連作の表題作「ハナモモ」がやはり白眉。こう云う年代の子たちの、こう云う空気感、上手いなぁいいなぁと。「夏の天蓋」は掲載誌買って読んでましたが(そして切り取って残してる)「なんでこの雑誌に?」の浮き感は顕著でしたねw 聞き覚えのない出版社で、うちの辺りじゃ店頭並ぶか分からないなと書店に取り寄せ依頼して購入。でも東京の大型書店じゃ店頭で平積みしてた。すげぇ。2025/08/31
happysad
0
…放すくせに アハハ似合ってるよ野沢姫 花桃予定地 お、おまえ水着っ…水着は!! 「夏への扉」今度貸す… もーちょっと強くなってよね!!2025/07/31
緑虫@漫画
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★★★★ 松本剛の未収録作品集。インディー出版社・点滅社から発行。未収録作品集って寄せ集め感強めになりがちだけど、本作品集は主人公の年代が中高生くらいで揃えられており統一感を感じる編集になっている。恋や家族のこと、内面に隠しきれるほど小さくはないが燃え上がるほどには大きくないサイズ感の気持ちを繊細に描く。ベストは表題作。ハナモモをテーマにした短編連作。ヤンマガに掲載されてたときの切り抜き持ってる。3話で終わって単行本にならなかったのが悔やまれてたけどこうして本になってよかった。2025/07/12