内容説明
日本を代表するモッズ・バンド=ザ・コレクターズのギタリストとして、約40年もの長きに渡り音楽シーンを牽引してきた古市コータロー。本書は、古市コータローの原点となった音楽作品を紹介する“ROOTS”、ロックやジャズ、ソウル&ディスコ、AORといった海外名盤を紹介する“OVERSEA”、グループサウンズや歌謡曲、シティポップなど国内名盤を総括した“DOMESTIC”、普段から愛用しているファッション・アイテムや敬愛するブルース・リーなどについて語った“TREASURE”の全4章で構成されています。
目次
Side‐A ROOTS(キャロルと矢沢永吉;パンクとエレキ・ギター;日本のギター・ヒーローたち;モッズと60年代への憧憬;ザ・コレクターズとネオGS)
Side‐B OVERSEA(ビートルズとローリング・ストーンズ;伝説のロック・ギタリストたち;ロック&ポップス;ブルースとジャズ;シンガーソングライター;ソウルとディスコ;時代を映す洗練された音楽)
Side‐C DOMESTIC(加山雄三と寺内タケシ;グループ・サウンズ;昭和の国内名盤;シンガー;シティポップ)
Side‐D TREASURE(ブルース・リーとサウンドトラック;ファッション)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
道楽モン
19
日本最長のモッズ・バンド、ザ・コレクターズのギタリスト・古市コータローによるヴィジュアル本。少年期から現在まで彼が影響を受け、好み、大切にしている宝物たちを紹介。モッズというスタイリッシュなバンド形態にこだわりつつも、矢沢永吉やピンク・レディーなど余りにも正直過ぎて笑っちゃいます。その誠実さと、パブリック・イメージなんぞ関係ないという揺るぎない自信が頼もしい。現在の愛機Gibson ES-335に出会うまでのギター遍歴も興味深い。そうそう、当時の中高生の最初の1本はGrecoが定番。私もテレキャス買った。2024/04/20
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