内容説明
「これからの本好きを育てる書店」店主による、好きな絵本を見つけるヒントが詰まった約100冊の絵本紹介。「食べ物と人」を描くはらぺこめがね・「パンどろぼう」柴田ケイコ・ミュージシャン小沢健二との対談も収録!
目次
あかちゃん編
すきなもの編(いきもの・おばけ・キャラクター・その他)
鼎談 はらぺこめがね
たべもの編
よみきかせ編
対談 柴田ケイコ
夢眠書店不動のにんき編
おとなにもにんき編
対談 小沢健二
昔からのお気に入り編
著者等紹介
夢眠ねむ[ユメミネム]
書店店主、キャラクタープロデューサー。三重県伊賀市出身。多摩美術大学卒業。アイドルグループ「でんぱ組.inc」のメンバーとして活動し、2019年3月に10年間続けた芸能活動を引退。2019年7月、絵本を中心に扱う「夢眠書店」を東京・下北沢にオープン。書店経営と並行してミントグリーンのたぬき「たぬきゅん」と、その仲間たちによるユニット「たぬきゅんフレンズ」をプロデュースしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よこたん
42
“ここで紹介する本は、夢眠書店で現在取扱中の本ばかりです。” 元アイドルの夢眠ねむさんのお店を覗く感じなのかな。稀少本とかではなく、どこでも買える本。小さい子向けの絵本が沢山。親が読んで欲しいと思う本と、子どもが読みたがる本が一致しないのはあるある。小沢健二さんとの対談でもこの点が触れられていて、とても共感。100冊中既読は、17冊のみの衝撃。題名も表紙もすごく知ってるし、何回も外見は眺めているのに、中身ちゃんと読んでいない本の多いこと。これは反省。はらぺこめがねさんや、柴田恵子さんとの対談もよかった。2024/04/25
ひみこ@絵本とwankoが大好き♪
21
夢眠ねむさんの書店の絵本ブックガイド。図書館の新刊のところに並んでいたので手に取る。まだまだ知らない絵本がいっぱいでどの本も欲しくなった。今の仕事には絵本はかかせないもの…もし、今の職場を離れても私はずっと絵本を読み続け愛していきたいと切に思った。絵本大好きの気持ちを再確認させてくれた本。2023/06/06
anne@灯れ松明の火
19
夢眠さんの予備知識はなかったが、新着棚で、絵本の本だなと手に取った。積読山が多くて、延長しまくって、やっと開いた(笑) 想像以上に良い内容(すみませんm(_ _)m) 読みたくなった本も多数あった。はらぺこめがねさん、柴田ケイコさん、小沢健二さんとの対談もあり、満足度高し! アイドルだったそうだが、多摩美大卒で、今は書店店主・キャラクタープロデューサー。おまけに我が県出身! これは応援したい♪2023/07/11
ganesha
4
「どこでも買える本しか置かない、こだわらない、おすすめしない」がルールの書店店主によるブックガイドと、作家との鼎談対談。特に小沢健二との対談の、子どもに絵本を押し付けることや、今の社会で絵本を読むことの意味、「大人の座標軸上に捉えられない世界」など興味深く読了。 2023/08/01
U-Tchallenge
1
アイドル活動をしていた夢眠ねむさんによる絵本ガイドブック。夢眠ねむさんが書店を構えていることに驚きつつ手に取った。「これは読んだことがある」「これは見たことがある」と思わず声に出る絵本ばかりなので、最後まで楽しく読むことができた。夢眠ねむさんの絵本が好き、本が好きという思いも伝わってくるとてもよい一冊であった。2023/08/16