内容説明
一人必冊。7000万年前から2023年まで、驚異の世界同時年表。日本史と世界史を重ね、政治・経済・文化・科学を見渡す。アルタミラから鬼滅の刃まで、ソクラテスからマトリックスまで、フランス革命から三島由紀夫まで、カバラからiPS細胞まで、蒸気機関からゲノム編集まで、ジョイスからのレディーガガまで、ヨブ記からChatGPTまで。
目次
1 情報の記録 われわれはどのように情報を記録し、伝達しはじめたのか。[BC6000以前~BC600]
2 情報の分岐 経典と写本と図書館が、古代世界のデータベースを準備する。[BC600~999]
3 情報と物語 航海術と印刷術は情報文化の表現を多様に変えていく。[1000~1599]
4 技術と情報 産業革命が社会と技術を近づけ、人々の世界観を変質させる。[1600~1839]
5 情報の拡大 資本と労働が対立し、世界は激しい情報の多様化をおこす。[1840~1899]
6 戦争と情報 宗教は後退し、資本の矛盾が情報化に辛い試練を迫る。[1900~1939]
7 情報の文化 環境危機をかかえたグローバル・コミュニケーションの時代へ。[1940~1989]
8 情報の文明 情報の多様化、大量化、高速化が築く新たな文明の姿。[1990~2029]