感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
99
表紙のカバーは著者一押しのネパールの手漉き紙ロクタペーパー。本文も11種類の紙から成る。kami/(かみひとえ)として「紙いちまいでできること」をブランドコンセプトに活動する。本書は2019年3月から2020年1月まで紙をテーマに世界の紙工房を旅した記録。手仕事の美しさと消滅するかもしれない伝統の技をどうしたら残していけるかを考えながら、ダンボール14箱も日本に送る位に素敵な紙に出会う旅を読むと、こちらも旅をしている気分になれる。メキシコのamate paperが一番気になりました。どんな紙なんだろうな。2022/05/22
清掃員·D
3
紙好きにはたまらない1冊❗ 一冊の本で14種類の紙が使用されていて、質感も楽しめます。2022/12/04
えるまー
2
以前クラウドファンディングで購入した一冊。浪江さんの紙をめぐる旅を、本を通して追体験できる素敵なエッセイ。 カバーに使われているロクタペーパーの手触りも、ふわふわしっとりとしていて今までに出会ったことのない感触。紙がもっと好きになる本です。2021/10/20
夏みかん
0
素敵な紙が色々紹介されててうっとり。それぞれの国でのエピソードも楽しくて、素直に「いいなあ」と思った。ロクタペーパーは私も大好き。紙専門店に行った時についつい買っちゃうのがこの紙。味があるし、素朴で優しい感じがとても好き。2023/03/22