内容説明
古代隼人を慈しむこと…それはこの国が作られつつあった時代と、そこに生きた人々を慈しむことでもあった。後世言われる薩摩隼人よりずっと昔、国を統べようとする大和との因縁の中で隼人の若者の物語が綴られていく。長編歴史小説。
著者等紹介
世路蛮太郎[セイロバンタロウ]
昭和14年、鹿児島県鹿児島市生まれ。鹿児島県立鶴丸高校、早稲田大学政経学部政治学科卒業。大月書店、鹿児島テレビ放送他に勤める中で作家活動に向かい「セルバンテス文庫」を主宰する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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