ゆっくり小文庫<br> 常世の舟を漕ぎて 熟成版

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ゆっくり小文庫
常世の舟を漕ぎて 熟成版

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  • サイズ 46判/ページ数 383p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784991081620
  • NDC分類 519.12
  • Cコード C0095

目次

1 丸い輪の中から(一九九三‐一九九五)(賑やかな村;海の水は辛かぞ ほか)
2 舟出(一九九三‐一九九五)(若潮;やって何が悪い ほか)
3 もやい直し(一九九六‐二〇〇〇)(今思うこと;梯子を外す ほか)
4 日月の光のもと(一九九九)(ヨーロッパを歩く;新しい冒険へ ほか)
5 いのちはのちのいのちへ(二〇一八‐二〇二〇)(近代史の中の水俣病;生命史の中の「私」 ほか)

著者等紹介

緒方正人[オガタマサト]
不知火海漁師。1953年、熊本県芦北町女島生まれ。六歳の時、父・福松を水俣病で亡くす。自身も水俣病を発症しながら、家業の漁師を継ぐ。74年、水俣病の認定申請を行い、水俣病認定申請患者協議会(申請協)に入会。認定訴訟闘争のリーダー的存在であった川本輝夫と、認定申請・補償訴訟運動を展開する。81年、申請協の会長に就任するも、認定と補償を求める運動のあり方に疑問をもち、85年、会長を辞任。認定申請をとり下げた。87年、木造の舟「常世の舟」を完成。水俣まで舟を漕ぎ、チッソ水俣工場正門前で、たった独りの坐り込みを行った。以来、水俣病事件に対するお金ではない償いのあり方、加害者と被害者を超えた関係性のあり方などを問い、表現し続けている

辻信一[ツジシンイチ]
文化人類学者。自己と社会のホリスティックな変革を目指す環境=文化運動家。「ゆっくり小学校」“校長”。カフェ「ゆっくり堂」店主。1999年、当時の学生や友人たちと「NGOナマケモノ倶楽部」を結成。以来、「スローライフ」、「キャンドルナイト」、「ハチドリのひとしずく」、「GNH」、「しあわせの経済」などのキャンペーンを展開してきた。2020年春、明治学院大学国際学部教員を退任。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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こもれび読書録

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今までで最も衝撃を受けた本だった。縁あって水俣に行き、水俣病事件のリアルさに触れ、栗原彬さんの本で緒方さんを知った。アカデミズムの外の人が時代をこえた思想をもつということにも強く感銘を受ける。 「みんな多かれ少なかれ泥棒じゃないですか。スーパーで買えばそれで合法、と言ってすむ問題じゃない。スーパーなんていうなれば、泥棒たちの分配センターで、銭はそこの通行証みたいなものでしょ。」 全ての人は泥棒で、加害者性をもっている。この人間観が時代に必要なのだと思う。R.Y2023/09/03

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