わたしの宮沢賢治
地球生命の未来圏

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 235p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784991064166
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

内容説明

宇宙から吹く未来圏の風とともに、私たちのポストコロナ社会を見つめる!賢治作品への共感をもとに、著者が科学者宇宙飛行士として二度宇宙を体験、地球を見て考えた地球と生命のつながり「ユニバソロジ」という新しい世界観に目覚め、ポストコロナ社会を展望するまでの壮大な物語です。自然への畏敬といのちへの愛―。「賢治の心」を今こそ伝えたい。

目次

第1章 宇宙への夢を育んでくれた賢治童話(心をわしづかみにされる;人類初の人工衛星を目撃 ほか)
第2章 宇宙飛行でつかんだ新たな世界観(宇宙へ飛びたつ!;宇宙で蘇る賢治作品 ほか)
第3章 「イーハトーブ」と「地球まほろば」(地球への帰還;大気圏突入と「よだかの星」 ほか)
第4章 「未来智」が照らす「生命のつながり」(宇宙体験を実社会に生かす;新しいビジョンを掲げる ほか)

著者等紹介

毛利衛[モウリマモル]
1948年、北海道生まれ。理学博士。北海道大学助教授を経て、85年に日本人初の宇宙飛行士候補に選抜される。92年と2000年、スペースシャトル・エンデバー号で、宇宙実験や地球観測を行う。2000年、日本科学未来館の初代館長に就任。05年、日本学術会議会員。専門は核融合材料科学、真空表面科学、宇宙実験。内閣総理大臣顕彰、フランス・レジオンドヌール勲章、藤村歴程賞など受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

:*:♪・゜’☆…((φ(‘ー’*)

2
太陽の強い光を反射して輝く地球の青さは、賢治が作品のなかで繰り返し伝えてきた「青」と、不思議なほど一致していたので、初めて地球を見たとき、その青をまるで知っていたかのような錯覚を覚えたとのこと。そして宇宙で見る太陽が、無機質な白い星だったことも賢治が伝えていた通りだったので驚いたと。毛利さんの体験すべてが新鮮で、優しく美しいのでとても癒やされた。地球に戻った時の体の物理的な変化も興味深いが、感情の記述が印象的。地球に戻れるという安堵感と、もっと無重力空間にいたいという願いが入り交じった複雑な気分になったと2021/05/11

kotaro

2
★★★★★★★★☆☆2021/04/14

けいこ

1
★★★★☆2021/04/01

JIVAN

0
宇宙飛行士の毛利衛さんが宮沢賢治作品に絡めて語る、毛利さんの半生と地球生命圏に対する想い。滅私というか、大変大きな物の見方をされていてちょっと追いつけない感あるが、宇宙飛行士さんに宮沢賢治を語ってもらうのは相性良すぎだなぁ!2022/10/18

jouta h.

0
毛利衛さんが宇宙飛行士、日本科学未来館館長になった理由が宮沢賢治のことばだったことを知り自分も幼い頃から読書に勤しんでいれば人生変わったのかなと思いました セロ弾きのゴーシュも読みたくなりました2021/07/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17307978
  • ご注意事項

最近チェックした商品