わたしの宮沢賢治〈4〉法律家から見た賢治

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  • サイズ B6判/ページ数 227p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784991064128
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

内容説明

なぜかこれまでなかった!法曹界からの本格的な賢治論。弱者に寄り添う弁護士になりたい!との思いを掻き立ててくれたのは、作品群に込められた「みんなの幸せ」を願う祈りのメッセージと、底に流れる「正義」、「公平」そして、「基本的人権」の思想。自然への畏敬と究極の誠実さ―。「賢治の心」を今こそ伝えたい。

目次

第1章 忘れえぬ「イーハトーブ」への旅(司法修習生の休日;大きな生命観 ほか)
第2章 法律と物語に共通するもの(弁護士になる!;予言者としての才能 ほか)
第3章 目には見えないものを感じ取る(フェルメール・ブルー;感じたままを書く ほか)
第4章 賢治作品と「基本的人権」(命の多様性;「又三郎」からのメッセージ ほか)
第5章 理想郷への「らせん階段」を昇る(たった一人の力;完全な人はいない ほか)

著者等紹介

作花知志[サッカトモシ]
1968年、香川県生まれ。弁護士。94年、東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。2002年、司法試験に合格し、04年、弁護士登録。12年に作花法律事務所を設立し、現在に至る。女性の再婚禁止期間違憲訴訟、無戸籍児問題の解決をめざす訴訟、戸籍法上の夫婦別姓をめざす訴訟など、積極的に人権を守る訴訟にかかわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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酒井 敦

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国際法を専攻したにもかかわらず、なぜ弁護士になったのか?から始まり法律家はどのように考えるべきかなどを宮沢賢治の物語を例題に出しながら説明していく。ただし、随筆といった感じがして、大学等での研究室等の雑談を集めた感じがする。本としては、岩波ジュニア新書と言った感じ。2022/01/21

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