内容説明
人類史上最強の兵器「弾道弾」の全貌を日本で初めて、科学的・定量的に解説!
目次
第1章 弾道弾とは(戦略兵器と戦術兵器;弾道弾と爆撃機 ほか)
第2章 軌道(空はなぜ落ちてこないのか;ケプラーの法則 ほか)
第3章 推進方法(弾道弾はどうやって前に進むのか;弾道弾の構造 ほか)
第4章 発射と再突入(サイロ;コールド・ローンチ ほか)
第5章 弾道弾防御(弾道弾の行程のまとめ;弾道弾の迎撃 ほか)
著者等紹介
多田将[タダショウ]
京都大学理学研究科博士課程修了、理学博士。高エネルギー加速器研究機構素粒子原子核研究所准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kk
14
金髪ロン毛で見かけはかなり怪しいけど、たぶん気鋭の物理学者・多田将博士。その多田先生が、弾道ミサイルのあれこれについて、技術的な側面を中心に気持ちよく解説する一冊。数式の部分はわかる範囲で眺めただけですが(要するに、ほとんどすっ飛ばした).それでも得るところ極めて大。勘違いしていたことや理解があやふやだったことなど、多くの気付きと発見を得ることができました。2022/01/08
babochan0517
2
弾道ミサイルのメカニズムについて、自分のような物理化学のド素人にも非常に分かりやすく説明しており大変有難い。繰り返し読み直したい名著。2023/08/16