内容説明
身の回りの自然や、自身の心情に向けられる公平な視線が、おもしろさを浮かびあがらせ、光と影のまたとない世界を作ることになった。併載『山との日々』は著者70年の山の歴史。ひたすら未知に引かれる山行が描かれてゆく。
目次
キイロスズメバチのくる家
半田付
勝木書店がバラック建てだったころ
ラジオ育ち
電気自動車
旧北陸本線を訪ねて
ワープロ
パソコン
オデュッセウスの家
ペンテシレイア
城への迷路
服用
ほんものとにせもの
御嶽山噴火
流れる日々
ぼくの骨折
ぼくの心筋梗塞
針ノ木岳
遠雷
日野川の小広谷
檜谷・よろぐろ谷
母子石谷
木無山
山との日々
遠くの山 近くの山
山との日々
著者等紹介
増永迪男[マスナガミチオ]
1933年福井市に生まれる。広島大学工学部卒業。福井新聞・産経新聞・朝日新聞各紙面において山に関するエッセイを連載(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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