安吾巷談

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安吾巷談

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  • サイズ 46判/ページ数 282p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784991006609
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

1950年に発刊された坂口安吾の傑作ルポルタージュを復刊。

政治や芸術から競輪、ストリップまで、多様なトピック…1950年に発刊された坂口安吾の傑作ルポルタージュを復刊。

政治や芸術から競輪、ストリップまで、多様なトピックに安吾が縦横無尽に斬り込んでいく。

およそ70年の時を越え、安吾の透徹した批評精神がここに甦る。



※目次



麻薬・自殺・宗教

天光光女史の場合

野坂中尉と中西伍長

今日われ競輪す

湯の町エレジー

東京ジャングル探検

熱海復興

ストリップ罵倒

田園ハレム

世界新記録病

教祖展覧会

巷談師退場

麻薬・自殺・宗教

天光光女史の場合

野坂中尉と中西伍長

今日われ競輪す

湯の町エレジー

東京ジャングル探検

熱海復興

ストリップ罵倒

田園ハレム

世界新記録病

教祖展覧会

巷談師退場

坂口 安吾[サカグチ アンゴ]
著・文・その他

内容説明

戦後日本社会に蔓延る欺瞞を喝破した、痛快ルポルタージュ。安吾の透徹した批評精神が、ここに甦る。

目次

麻薬・自殺・宗教
天光光女史の場合
野坂中尉と中西伍長
今日われ競輪す
湯の町エレジー
東京ジャングル探検
熱海復興
ストリップ罵倒
田園ハレム
世界新記録病
教祖展覧会
巷談師退場

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

らぱん

25
2018年に安吾の新刊がと手に取った。もちろん新作ではなく昭和25年(1950年)既刊で、現代仮名遣いが読みやすい。巷談は世間話の意味で、話題はその時代のものだが、昔も今も変わらない話はいくらでもあった。下世話なネタからマラルメやブルトンまで、ばっさばっさと斬り捨てる様は愉快だ。早逝した文人の小ネタも楽しい。安吾でもある野次馬は火事見物のためにわざわざ電車に乗って行き、焼け出された主は笑ってるとか、呆れるほどたくましい。大事なのは風流かどうか、無粋な奴は面白くない。猥雑でいかがわしい戦後の姿が垣間見えた。2019/05/07

テツ

15
坂口安吾による当時の社会ネタについてのエッセイ。生きた時代も場所も関係なく、人は(フツーの知能と感性を有していれば)自身が所属する社会とそこに生きる人間について自身と乖離した部分を見つけて不満と疑問を抱くのだと思うのだけれど、その乖離している部分を見つめることが自身のアイデンティティを発見する道なんだろうなと思います。安吾による社会への視線とそれを切り捨てる様から推察できることは正に無頼。無頼派。現代社会にはそぐわない価値観も多々見られますが、この森羅万象に対しての凄まじいまでの安吾臭さが大好きです。2021/04/12

あにこ

1
出版元は、立ち上げられたばかりの神戸の極小出版社。ここのシャチョさん(ごく若い)は安吾が好きらしい。栄えある第一冊目に本作を選んだ。今後も応援したい。■巷談というものの性質上、当然ながら各話の題材は我々にとってもはや往古の世態風俗、一見アナクロ。しかしその論の及ぶところ、現在でも大いに適合する節がある。その意味で巷談師が予言者じみてくるのもまた自然の成り行きだ。■前半よりも後半がおもしろい。恐らく安吾がヤケクソになりはじめたからだと思う。2019/08/18

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