出版社内容情報
洗剤から大統領までを売るフランスの広告マン、ジャック・セゲラの自叙伝(復刻版)。破天荒な仕事ぶりが、広告のダイナミックさ、…洗剤から大統領までを売るフランス広告マン、ジャック・セゲラの名著〔自叙伝〕を復刊。
「現代社会は、広告嫌悪病にかかっている。だが、世界を支配しているのは、自然ではなく、物の本質。広告は絶対なくならない。実用の芸術だから。広告をやめれば経済は停滞する」と言い切るセゲラの広告観は、現在、広告に携わる人たちだけではなく、商品開発や消費行動に関心がある人たちにも気づきは大きい。「広告」の原点がわかる貴重な1冊。
本書で語られているエピソードは、成功談とは真逆。若気の過ちや勇み足による失敗談ばかり。思慮分別のなさを自ら悔いている場面も。そんな数々の失敗や苦労を乗り越え、クライアントに成果をもたらす仕事ぶりは、広告の仕事のダイナミックさ、広告人・マーケッターとしてのマインドを教えてくれる。
日本語版への序
はじめに
こうしてルー・セゲラ社が生まれた 一九六九年
まるでライオン狩りに行くみたいだ 一九七〇年
海辺の村、まるごと売ります 一九七一年
巨匠ダリをくどくには 一九七二年
地方にネットワークをひろげる 一九七三年
ボスたちにつぶされてたまるか! 一九七四年
いまや決断の時がきた 一九七五年
フランスをノーブランド商品でうめつくせ 一九七六年
ミッテランの選挙キャンペーンを手がける 一九七七年
広告はほんとうに必要なんだろうか? 一九七八年
アメリカ上陸作戦 一九七九年
広告マンは現代の道化師だ 一九八〇年
訳者あとがき
ジャック・セゲラ[ジャック・セゲラ]
著・文・その他
小田切慎平[オダギリシンペイ]
翻訳
菊地有子[キクチユウコ]
翻訳
目次
こうしてルー・セゲラ社が生まれた 一九六九年
まるでライオン狩りに行くみたいだ 一九七〇年
海辺の村、まるごと売ります 一九七一年
巨匠ダリをくどくには 一九七二年
地方にネットワークをひろげる 一九七三年
ボスたちにつぶされてたまるか! 一九七四年
いまや決断の時がきた 一九七五年
フランスをノーブランド商品でうめつくせ 一九七六年
ミッテランの選挙キャンペーンを手がける 一九七七年
広告はほんとうに必要なんだろうか? 一九七八年〔ほか〕
著者等紹介
セゲラ,ジャック[セゲラ,ジャック] [S´egu´ela,Jacques]
1934年フランス生まれ。四〇〇日間かけて、シトロエン2CVによる初の世界一周旅行を敢行し、帰仏後はジャーナリストとして活躍。「おれたちの時代は映画だった。君たちの時代は、広告だ」というプレヴェールの言葉で広告の世界にひきこまれる。1969年、ルー・セゲラ社を創設し、フランス広告界にドン・キホーテ的な闘いを挑んでいった…。洗剤から大統領まで、あらゆるものを売り出し、1981年の大統領選挙ではミッテランの陣営のキャンペーンを担当し、劇的な逆転当選の影の演出者ともいわれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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