内容説明
生き別れになった父を探し、旅をしている少女ルネ。父の消息を知る手がかりは、蓋の開かない小箱だけ。そんなルネが偶然立ち寄った町は、「過去に戻れる伝説」のある場所だった。フクロウ使いの少年、学者、紳士など、個性豊かな町の人々と知り合ったルネは、果たして父に会うことができるのか?そして小箱の中身とは―。謎が謎を呼ぶ旅。すべてを解き明かした後、衝撃のラストが待ち構えている。
目次
プロローグ
エステルダ地図
エステルダ住民リスト
ゲームに必要なもの
このゲームブックの内容物
ルール説明
よくある質問
攻略のポイント
登場人物
特設Webサイトへのアクセス手順
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nobby
86
安心の面白さ・程よい難易度はさすがのSCRAPクオリティ。今回は章ごとに人物視点が変わったり、犯人捜しがあったりとふたご島と人狼村を足して割った感じ(笑)ストーリーは結構ごちゃごちゃになるけど、謎解きに重き置いても混乱はなかった。全体的な謎レベルは下がってると感じるが、それでも思わず声出る位の良問もあり好印象。付録もたくさん、いろいろ活躍!最後はやはり難関なんだけど、ちょっと力技極まりない…個人的には、せっかく購入した書籍にそうせざるを得ないのには抵抗強かった…2016/11/06
きたさん
16
トータルでは12時間くらいかかったでしょうか。ちまちま進め、読んだ、というか、やり終えました。特に最後の謎は、会場型を思わせる種類の謎で感動。会場型初心者にぜひオススメしたい。2018/04/04
うめ
16
ヒントを頂いてようやくクリア!面白いけれども、ものすごいせめてる。2017/10/15
鶯@芒羊會
14
妹と3日がかりでやっとクリア!ヒントは使わなかったけどあちこち詰まっては休憩の繰り返しだった。難しかったー!もう、最後の謎タイムアップでいいから答え教えてよって感じだった。 ゲームブックならではの仕掛けもあって、さらに時間制限なく楽しめるし、値段に対してボリュームたっぷりな感じ。機会があれば他のもやってみようかな。2021/09/10
yo
13
【最終問題だけ急に難易度高い】父親の形見とともに、とある町にやってきたルネは、数々の謎を解きながら父親を捜していく。自分で街を探索していく選択肢の多さや、パラグラフがバラバラにちりばめられていることで先の展開が読みにくいのも楽しかった。謎も論理的に解けるものとひらめきが必要なものがあって、バランスよく配置されていると思う。私はつくづくひらめくのが苦手だということを痛感させられて悔しかったが笑。あとはこれ、本自体をかなりぐちゃぐちゃにして楽しむものなので、丁寧に全部ちゃんと書いておきましょう。横着は敵です。2021/09/13