医学・医療原論―いのち学&セルフケア

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医学・医療原論―いのち学&セルフケア

  • 渡邉 勝之【編著】
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  • 錦房(2016/11発売)
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  • サイズ B5判/ページ数 116p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784990884307
  • NDC分類 490
  • Cコード C3047

出版社内容情報

医学・医療原論テキスト。全ての医療従事者・学生向け。廉価に定価設定。医療の主人公である生活者・患者の意識改革を期待。
本書は、これまでの病気と健康を二分し、病気を診断し治療するのは医療者であるという受動的な姿勢を逆転させ、これからの医療では生活者一人ひとりが健康を能動的にとらえ、生活者のセルフケア(自助)を土台としなければ医学・医療は成立しない、と提言している。
医療の主人公は生活者であるという視点から、必然的に生活(ライフスタイル)・健康・病気とを一連のものとして捉え、その基底にある、いのちのハタラキである自然治癒力の存在に光を当てている。
いのちの立場、すなわち医療の根本に自然治癒力を据えることで、明日の医療への道筋を明らかにしようとするものである。
これは、本来不可分であるが、あえて図式化すると、病気を治すことはcureの領域であり、いまの一次・二次・三次医療にあたる。病人を癒すことはcareの領域であり、生活環境を調え、支援する看護・福祉にあたる。さらに、一人ひとりが健康を生成する自助・養生は、著者の言うcoreの領域であり、保健・予防医療にあたる。これら、未病・治療・養生を根底から支えているのが、いのち・自然治癒力なのである。
これからの医療者は、この視点を常に頭に入れながら生活者が主人公の医療を行う必要がある。本書はその具体的な理論と実践的な方法論を提示している。


目次

推薦の辞/  発刊にあたって/
序文

序章 いのちに基づいた医療(LBM)   1
  1. HFA2000とnew HFA      1
  2. pathogenesis と salutogenesis   1
3. 健康の定義改正案におけるdynamicとspiritual  2

第1章 医学・医療原論   3
1. 世界的な医学・医療の潮流   3
2. 日本における統合医療     4
3. 医学・医療・看護の原点    5
4. DOSとPOS、EBMとNBMの統合   5
5. いのち・自然治癒力(CORE)を土台としたcore・care・cureの関係  6
6. 世界観・人間観の歴史的変遷    7
7. 科学の現状:物質・こころ・生命の研究   8
8. いのち学:全一学の視点・立場    8

第2章 いのちとは     11
1. いのち:≪地のいのち≫と≪図のいのち≫  11
2. ≪図のいのち≫:生命・生活・人生との関係  13

第3章 LBM?東西哲学の統合    15
1. ≪地のいのち≫と≪図のいのち≫の二元的一元論  16
2. 円図と太極図と図地反転図形    17
3. 自我の立場と無我の立場   18
4. 唯心論と唯物論  19
5. 唯気論:全一場・全一気・全一体  19
6. からだ・こころ・あたま   20

第4章 LBM?東西医学の統合    25 
1. 原始?術    25 
2. 伝統醫療    26 
3. 近代医学    26  
4. ?術・醫療・医学の統合   27
5. 医学・医療の役割    28
6. LBMの理論と≪CORE≫medicine & health    28

第5章 新しいライフスタイルの確立に向けて   31
1. ライフスタイルとは           31
2. 世界観                 31
3. 生命観                 32
4. 身体(からだ)観             33
5. 死生観                 34
6. 人間観                 36

第6章 いのち学:全一学・全一観・全一体   41
1. 全一学とは              41
2. スピリチュアリティとノンデュアリティ  42 
3. 全一図と全一観             43 

第7章 ≪CORE≫medicine & healthの理論と実践  45
1. ≪CORE≫medicine & healthの全体像    45 
2. いのちに基づいた医療(LBM)の理論     48
3. 健康生成論                54
4. 疾病生成論                63    
5. 生活者の自助・共助:立命・天命・使命を全うするために  66

第8章 セルフケアのためのセルフチェック     69
1. 東洋医学の診察法             69 
2. セルフチェックの基本           70

第9章 セルフケアの実践             75
?. 手で行うセルフケア            75
1. ツボ療法                 75 
2. 耳穴療法                 78  
3. リフレクソロジー             81 
?. 物を用いたセルフケア           86
1. お灸療法                  86
2. アロマで養生                88
?. 看護領域におけるセルフケア        92
1. 心身相関を高めるリラクセーション法     92
2. タッチを取り入れる             98

参考文献/102  補. キーワード/105
日本文化・日本語からみる「いのち学」110
あとがき
索引113


コラム一覧:1. Spiritualをいのちと翻訳する/10 2. 自力と他力/19 3. 地のいのちである≪真空場・全一場≫とそのハタラキである≪全一気≫/23 4. ホメオスタシス・自己治癒力/29 5. 自然治癒力/30 6. 素粒子と素領域/32 7. 先駆者の言葉―1/35 8. 先駆者の言葉?2/40 9. セルフケアの要点/心と体の統合/62 10. 先駆者の言葉?3/68  11. ツボ(点)・経絡(線)・反射区(面)/76


渡邉勝之[ワタナベカツユキ]
明治国際医療大学准教授
人体科学会理事

小板橋喜久代[コイタバシキクヨ]
京都橘大学看護学部教授

?山優子[タカヤマユウコ]
九州看護福祉大学附属鍼灸臨床センター

八尋優子[ヤヒロユウコ]
小雀斎漢方針灸治療院

内容説明

いのち学の射程は、生と死の二元性を超えるいのちの構造を知り、からだの声を聴く。いのちのハタラキに則し、からだの歪を正す。いのちの立場を医療の根本に据え、医学・医療の明日を拓く。

目次

序章 いのちに基づいた医療(LBM)
第1章 医学・医療原論
第2章 “いのち”とは
第3章 LBM―東西哲学の統合
第4章 LBM―東西医学の統合
第5章 新しいライフスタイルの確立に向けて
第6章 いのち学:全一学・全一観・全一体
第7章 “CORE”medicine&healthの理論と実践
第8章 セルフケアのためのセルフチェック
第9章 セルフケアの実践

著者等紹介

渡邉勝之[ワタナベカツユキ]
1988年明治鍼灸大学卒業(鍼灸学士・鍼灸師)。1991年明治鍼灸大学附属病院研修鍼灸師修了・明治鍼灸大学副手。1993年明治鍼灸教員養成施設卒業(鍼灸教員免許取得)・明治鍼灸大学助手。2000年明治鍼灸大学講師。2008年明治鍼灸大学より明治国際医療大学に大学名変更・明治国際医療大学講師。2009年鍼灸学博士(明治国際医療大学)・明治国際医療大学・大学院准教授。2010年人体科学会理事・プロジェクト「いのち」事務局長。2014年“身”の医療研究会理事・いのちの医療哲学研究会事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。