内容説明
隼人の地が歴史の舞台に上るとき、今昔の扉が大きく開かれる。よく目を開き、よく磨かれた鏡で、歴史と向き合う―時代とともに歪曲されがちな叙述を著者の半世紀にも及ぶ歴史探究の慧眼で解き明かす。
目次
第1部(「韓国」の地名;クマソとヤマトタケル;楯の文様の源流をさぐる;ヤマタイ国は鹿児島だ;薩摩最古の文書をのぞく)
第2部(鑑真和上の来日をめぐって;なぜ、鹿児島に諏訪神社が;鑑真上陸地伝承その後;宇佐八幡の放生会;鹿児島県神宮の浜下り)
著者等紹介
中村明蔵[ナカムラアキゾウ]
1935年、福岡県北九州市生まれ。1962年立命館大学大学院日本史学専攻修士課程修了。ラ・サール高校教諭、鹿児島女子短期大学教授、鹿児島国際大学教授を経て、同大学大学院講師。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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