感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takeapple
10
ルチャ・リブロの日誌第二弾、コロナが来た2020年の分。今ではあの頃のことを懐かしくもおもうけれど、未曾有のことに出会った時に日本社会はどう反応するのかを様々な立場の人の書いたものを読み比べることで見てみるのも面白い。さすが、彼岸と此岸を行き来して、奈良の山中に暮らす青木さんだけあって、都会生活者より動揺が少ないように見えるのは流石。まあ日光の山の中に住む私もそうだけれど、自分の身の回りは変わらずとも関わっている街が動揺するから結局皺寄せはくるけれど。『手づくりのアジール』とも時期が重なるのが面白かった。2022/10/08
qoop
7
著者たちの活動が広がり、実態が深まって、ますます日記の体裁では収まらなくなったと察せられる。そのため前巻以上に活動全般の副読本的な色合いが濃いと感じた。元よりこのシリーズはそうした意味合いを持っているのだろうが、ならば本編…というか、改めて現状を総括する著書も読んでみたい。まぁ本当は活動全体を追えれば良いのだろうけれど。2021/10/31
きゅー
5
もともと「人文系私設図書館」という言葉に惹かれたのだが、著者の活動の中心は社会学にあるようだ。本書を読むと多彩な活動をしていることがわかるが、その具体的な内容がわからないというのも日記という媒体のもどかしいところ。2024/04/24
チェアー
2
拠点から出撃し、また拠点に戻っていくゲリラのよう。 思考を深め、それを確かめるために野に出て、また戻って考える。そういう思考の深め方について示唆がある。 2021/11/19
Tom Sasa
0
読了。 これからの社会の薦めになると思う。2024/05/01
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