内容説明
ゲノム編集は何に役立つの?食料不足や感染症、難病に悩まされない未来とは―?セツロテックと柴田潤一郎氏がゲノム編集技術の「今」を分かりやすく伝える。
目次
第1章 ゲノムワールド
第2章 ゲノムが変わると形質も変わる
第3章 ゲノムの編集技術の扉を開こう
第4章 ゲノム編集技術がデザインする新たな食卓
第5章 ゲノム編集技術があらゆる疾患に挑む
第6章 ゲノム編集技術と地球の未来
著者等紹介
柴田潤一郎[シバタジュンイチロウ]
東京大学医学部医学科所属。1998年岐阜県多治見市生まれ。2017年4月東京大学教養学部理科2類入学。2019年4月同大学医学部医学科進学。学業や研究に取り組む中で、2020年にノーベル化学賞を受賞したCRISPR/Cas9の医療への応用可能性に興味を持ち、同年12月に株式会社セツロテックのインターンシップに参画。ゲノム編集技術に関する知見共有のためのオウンドメディアの執筆や顧客向けの技術的な調査案件において成果を発揮する。将来は急性期外科を標榜することを志しており、臨床に加えてゲノム編集技術の分野からも外傷診療に貢献していく道を模索している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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コハル
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半分も理解できてないかも……な文系教員ですがとても面白かったです。例えがわかりやすく、話の広げ方も上手い。医療だけでなく様々な所に興味を持って日々過ごしているからこそ書ける内容だなぁと。生物基礎選択者でもあぁ、聞いたことあるな〜と懐かしく。更にはいま高校生が取り組むトピックの一つ、SDGsとも絡めながら。ゲノム編集と遺伝子組み換えの違いを知らなかったので勉強になりました。個人的にはナチュラルとコーディネーターの話が好きです(笑)それこそテロメアが短いという台詞もあったなーとか思い出しました。2023/01/10