内容説明
実話！一匹のノラ猫が放つメッセージ―。それは、命の大切さを私たちに語りかける。
著者等紹介
田村元［タムラゲン］
１９７９年フォーライフレコードの新人オーディションにと審査員特別賞を受賞。１９８８年作曲・編曲家としてビクターよりレコードデビュー。１９９４年～９８年香港にてアジアン・ポップスの編曲家として活動を開始。２０００年韓流ブームの先がけとなった日韓合同ユニット「アジアン・ハーツ」を結成（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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おぎにゃん
2
著者とノラ猫｢ローラ｣の出逢いと別れに、著者と恋人の出逢いと別れが重なり、何とも言えない切なさがこみ上げます。｢命は大切なんだ！｣と身近で私たちと共に生きている｢いのち｣たちが、さりげなく教えてくれる。ネコ好きはもとより、あらゆる動物好きの方々に読んで欲しい作品です。2013/11/03
ocean
0
いい話なのかもしれないけれど、結局作者にもほかの住人達と同じ「事情」とやらがあって猫のローラに捨て猫押し付けただけなのでは？ 作者さんが音楽の世界でいろいろやってきたのは、まぁ、わかりましたけど、突然話が宗教臭くなったり、作者プロフィールがやたら長かったり、ちょっとこのテンションというかノリにはついていけそうにないです。正直に言ってラノベ並みに目が滑る2016/11/16
ちえっさ
0
多摩川土手でのノラ猫達とミュージシャンとの実話との事なのだが、結局何を伝えたいのかが不明。捨て猫達の世話を馴染みの野良猫・ローラに頼んでそれを引き受けてくれる件は以心伝心のようで素敵だし、猫達の保健所行きを食い止めた頑張りは素晴らしい。そこに昔の恋人・ゆかりとの猫繋がりの思い出を重ねるまではよかったが、亡き彼女の存在と猫達の不妊処置とを両天秤にして考えている辺りが意味不明。野良猫として生き方とその道を断ってしまったのは著者自身なのに何を悲劇ぶっているんだろう。著者の言うロック・スピリッツって摩訶不思議。2015/05/22
詠美
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多摩川に住む野良猫、ローラに会いに行くとボール箱に入った生まれて間もない三匹の子猫を見つけた。主人公はローラに子猫を育ててもらえないか相談する。 野良猫を通じて真剣に命と向き合う実話小説。 実際の写真も相まって入り込める1冊。2019/05/17
