内容説明
ガンディーの思想を体現し、サティシュに明日を託したビノーバ。6万キロの道を歩き、450万エーカーの土地を譲り受け、貧しい人々に分け与えた。“愛と共感の革命家”からの、厳しくもあたたかい贈りもの。
目次
1章 義務の教育から歓びの教育へ(悲惨な状態;自立ということ ほか)
2章 民衆の力とローカリゼーション(政府からの自由;政府についての理論 ほか)
3章 社会正義―愛に基づく革命(ランド・ギフト(土地寄進)運動)
4章 ワンネス―スピリチュアリティと行動の哲学(「真の自己」の実現;行動の哲学 ほか)
著者等紹介
バーベ,ビノーバ[バーベ,ビノーバ] [Bhave,Vinoba]
1895‐1982。インドの思想家。社会運動家。インド・マハーラーシュトラ州コラバ地区ガゴダ村(現ライガット地区ガゴダバドラック)生まれ。マハトマ・ガンディーの第一後継者として、非暴力・不服従運動(サティヤーグラハ)を指導。サルヴォダヤ(万人の飛躍)思想に基づく社会運動を展開するなか、大土地所有者が自主的に貧困層への土地の贈与を行う土地寄進運動(ブーダーン運動)を推し進めた
クマール,サティシュ[クマール,サティシュ] [Kumar,Satish]
1936‐。思想家。『リサージェンス&エコロジカル』誌名誉編集者。「スモール・スクール」、「シューマッハー・カレッジ」の創設者。1936年、インド・ラージャスターン州生まれ。ジャイナ教の修行僧から還俗。1973年より、イギリスに定住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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