内容説明
経済成長や科学技術の進歩に対する、一種の信仰からどのように抜け出すか―
目次
安心してサボれる学校
学びをほどき、編みなおす
小さいことはすばらしい
「小さい」は「優しい」
スロー・イズ・ビューティフル
自由はスロー、愛もゆっくり
愛とは時間をムダにすること!?
過剰からシンプルへ
紙の中に雲が浮かんでいる
ナマケモノと幸せの経済学
愛するために人間になった!?
ハチドリのひとしずく
著者等紹介
辻信一[ツジシンイチ]
文化人類学者。環境活動家。明治学院大学国際学部教授。ナマケモノ倶楽部世話人。「一〇〇万人のキャンドルナイト」呼びかけ人代表。「スローライフ」や「GNH」というコンセプトを軸に、環境=文化運動を進める一方、スロービジネスにも積極的に取り組んでいる。3・11をきっかけにゆっくり小学校(スロー・スモール・スクール)を立ち上げ、学びの場を通してつながりを取り戻す活動をはじめた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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なつ
1
サティシュ先生のスロー・スモール・スクールを倣って辻さんが日本版大人の小学校をつくられましたが、そこでの理念、学び、などをとってもとっても分かりやすく説明して下さっています。今のわたしたちに必要なこと、大切なこと、が辻さんのやさしい眼差しの下、やさしいことばで書かれています。なので、大人だけではなく、子供たちにも是非読んで欲しいです。そして、来年はわたしもこの「ゆっくり小学校」に入学したいと思っています。
tuf∞u
0
私の心がほどかれ、少し編みなおす準備ができた気がする2016/01/23
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