出版社内容情報
異相、異形の不思議な狛犬くん第2集。
運慶を凌ぎ、円空に迫る無名の石工達の魅力溢れる彫像群!
写真家・宮本和義がこの本のために撮り下した500匹余りの
中から選抜した200匹をコミカルなコメントと共に紹介したアートな狛犬本。
好評第1集に続き放つ奇々怪々、抱腹絶倒の第二弾!
宮本 和義[ミヤモト カズヨシ]
著・文・その他/写真
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ででんでん
72
神社の狛犬はとても好きで、すぐ撫でたくなってしまう。でも、全く詳しくはない。「狛犬は犬ではなく想像上の霊獣」と書いてある。が、私のなかでは神さまを守っている忠犬という勝手なイメージがあり、犬好きでもあるので、見かける度に「お疲れさま」とねぎらいたくなる。それにしても、こんなにバラエティ豊かな狛犬さんたちがいるとは⁉二頭身から八頭身。きりりといかつい表情から心から笑ってる顔のもの。お団子、おかっぱ、ドレッド?と髪型もさまざま。そして、写真に添えられた言葉が最高。「すきやき鍋型頭」の狛犬、気になりませんか?2018/11/09
榊原 香織
59
へん顔狛犬 パート2 東北のはあまり知らない。蛙顔狛、観てみたい@遠刈田温泉刈田嶺神社里宮2022/02/25
紫羊
15
こまいぬシリーズ第二弾。今回は、みちのく犬、関東犬、江戸・浜っ子犬、甲信越犬、東海・北陸犬、関西・中国犬という分類。甲乙つけ難い傑作揃いです。2022/06/30
kaz
1
東北から中部地方までが大半で、西は岡山県の狛犬まで。表紙にある「面白犬200匹を散歩する」というコメントのとおり、滑稽な表情の狛犬が多い。一方、例えば江戸時代のものでも現代彫刻家と見間違えるようなデザインの狛犬もある。著者のコメントも楽しく、中には狛犬のバチが当たるのではと心配になるものも。2018/08/30