内容説明
おいしいりょうりをつくるための、いちばんのひみつがあるんだ。それはね…来るひとみんなが元気になる、あるまちのおひさまみたいなレストランのものがたり。「いただきます」の心にふれる食育絵本。
著者等紹介
市居みか[イチイミカ] [Larrabee,Hart]
1968年、兵庫県生まれ。絵本作家。絵本ライブやワークショップなども各地で開催している
ララビー,ハート[ララビー,ハート]
1967年、アメリカ・ニューヨーク州出身。ビジネスやマーケティング、アート、デザイン、建築など幅広い分野で翻訳活動に従事する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ニャーテン
7
こんもり森にある、まほうのレストランのおいしい秘密。それは「食べるひとのことを思って作ること。そのひとの気持ちになって、なにが食べたいのかを考える。そして、作りながら、おいしくな~れ、おいしくな~れ!と唱えること」。全てのお料理のシンプルな基本なのに、毎日のくり返しの中ではつい意識が薄れがち。シェフのゴロータが作ったコンきちの心をぼわっと温めた〈にぎやか野菜のぞうすい〉食べてみたい!連日の猛暑にすっかり萎れた炊事魂に喝が入った。4歳9ヶ月の息子にはちょっと長めのお話だったかな。2020/08/16
根岸
4
【図書館】巻末を読んでびっくり。わたしの地元に実在するレストランをモデルにした、地元の企業が食育の啓蒙を目的として企画した本のよう。大人の事情で作られる本はやっぱり大人の目から見ると複雑な気持ちで純粋な目で見れないけれど、かわいらしい絵とわかりやすいお話で子供にはいいのかな。2015/05/08