内容説明
あなたの個人的な問題は、みんなの問題かもしれない。哲学対話でめぐる心の世界。
目次
1 てんてんさんの悩み
2 対話してみよう
3 うまく考えるコツ
4 マイナス思考クイーン
5 ドロシーはかく語りき
6 天使さんの名前がほしい!
7 「それは誰の気分?」
8 声がする方へ
著者等紹介
森永豊[モリナガユタカ]
1979年生まれ。2016年、東京大学博士後期課程を単位取得退学。現在、國學院大学文学部講師(非常勤)。専門は言語哲学。研究テーマは一人称代名詞の意味論と語用論、および「自己」概念の分析
細川貂々[ホソカワテンテン]
1969年生まれ。1996年漫画家デビュー、2006年に夫のうつ病体験を描いたコミックエッセイ『ツレがうつになりまして。』がベストセラーになる。その後テレビドラマ化、映画化される。現在は漫画、イラスト、絵本、文章など幅広く活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さとちゃん
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貂々さんと全く同じというわけではないが、私もそういう傾向あるあるーと思いながら読んだ。そうそう、もっと楽に生きていかないとねー。2017/01/31
はやみ
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薄い本だが、自分と向き合うための大切なエッセンスが詰まった本だと思いました。自分の内なる声に耳を傾け、ネガティヴな感情にどう向き合っていくか…じっくり考えるきっかけになったような気がします。貂々さんのイラストが、少しずつ明るく柔らかいものになっていくのが印象的でした。2016/09/06
けんさき そのこ
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てんてんさんと森永豊教授との会話を通して、自分というものに気付いていく過程が、書かれてある。会話形式で、イラストもあるので、あっという間に読了。私は置いてあったコーヒー屋さんで読んだ。生きやすくするための考え方のヒントとして、良書だと思った。2016/07/09
ひより
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サブタイトル「怒りっぽいわたい、どうしたらいい?」 たぶんいいことが書かれているのだと思う。 でも、構成というか、書き方のせいでいまいち読む気が起きず・・・かなり斜め読みしてしまった。 残念。 ★22021/03/12
酢
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文フリで売り子のおじさんに「読むと心が洗われるよ」と宣伝されてつい購入。幼少期から今に至るまで自分を縛り付けてきた心の枷が、対話を通じて解きほぐされていく。セラピーっすね。ここまでわかりやすく人間が立ち直っていく様を見ると、自分もそうしたら良いんだなと思える気もするし、「はあそうですか」としかならない気もする。筆者は哲学カフェとかやってるらしい。こういうの書く人はそりゃやってるだろうな~と勝手に納得しました。2023/05/25