僕の夜 - ロベール・クートラス作品集

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  • サイズ B6判/ページ数 101p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784990330866

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちゃこばあ

34
読友さんの感想がなければ、知らなかったクートラス。我が絵を1枚も売りたくなく、知人に獣の巣と表現された家で没頭して描かれたカルト達。何かもの言いたげに見つめてきます。2016/04/05

リッツ

24
いいタイトル、と思った。すべてのものがそこにあり、果てしなく続く。遠い昔の記憶がやってくる、懐かしいけれど遡るのは、やはり怖い。ただ眺めてほんの少し想いをはせる、凡庸な私は。2015/06/10

チェアー

10
一人のさみしさと、一人の喜び。一人でカルテを塗りたくり、描き、それを眺める幸福と不幸。 描かれているのはいつも夜と闇だ。その夜は明けることはない。心が動く。2019/06/03

にがうり

10
先日作品展を観に行ったクートラスの作品集。彼がカルトと呼ぶタロットカード大の作品が、1ページに1点ずつ収録されています(展示では複数枚を並べた額装が多く、組み合わせの妙も魅力の一つでした)。一つ謎なのは、本のまん中に詩人の小池昌代さんの短い物語が挿入されていて、クートラスもちらっと登場しますが、作品と物語の世界観がフィットしていないような…。物語を挿入した意図や、小池さんとクートラスの関係、プロフィールなどの記載がなく、謎は謎のまま。わかる人にはわかる世界なのかな。2015/03/21

HANA

9
書店で瀟洒な作りに惹かれ購入、全く予備知識が無いまま読み始めたのだけど、思いのほか良かった。内容は「カルト」という小さなカードに書かれた絵。画家が「親方の取り分」と手元に残したものを紹介しているだけあり、手擦れして古色を帯びた感じといい、暖かみのある絵柄といい、これは何度も見て楽しめそう。画商の以来も全て断って制作したそうで、何となくアール・ブリュットを想像した。2012/04/06

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