武蔵野大学シリーズ<br> 現代世界の暴力と詩人

武蔵野大学シリーズ
現代世界の暴力と詩人

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  • サイズ A6判/ページ数 219p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784990235307
  • NDC分類 911.52
  • Cコード C3095

内容説明

本書第一部でとりあげた詩人たちの作品は、いずれも詩人がそれぞれの方法により時代と対峙し、時代の状況を突き抜けようと試みた作品といえる。第二部では、近代文学事典の類いから完全に欠落している明治反戦詩人樋口配天の生涯と作品の紹介をした。まだ不明の部分も多いが、とりあえず配天の名を是非とも近代文学史の中に加えたいとの思いからである。

目次

第1部 現代世界の暴力と詩人(山崎るり子「家を建てよう」;長谷川龍生「パウロウの鶴」;坂口弘「歌稿」;那珂太郎「鎮魂歌」;石原吉郎「サンチョ・パンサの帰郷」;高良留美子「ふるさとまとめて」;吉田一穂「空中楼閣」;原民喜「夏の花」;金子光晴「召集」;北川冬彦「いやらしい神」;伊東静雄「そのひとたち」;高村光太郎「ぼろぼろな駝鳥」;松岡荒村「国家としての『君が代』」;北村透谷「蓬莱曲」;安部公房「砂の女」)
第2部 明治反戦詩人・樋口配天(明治反戦詩人・樋口配天の事業と生涯;自筆復写本『わか草』;復刻『黙想』)

著者等紹介

竹田日出夫[タケダヒデオ]
1935年、東京生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。武蔵野大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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