感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
s_i
1
絵画の平面性自体がグリッド=反復の効果として、グリッドそのものが絵画とは異なる次元で平面性を立ち上げるのであれば、平面性は自己限定を基底にもった装飾のひとつの形態として立ち上がる。つまり、装飾の平面性とモダニズム的な平面性は態度のちがいとして与えられる。そこにブレックナーは装飾に自伝的要素=私的な欲望の運動を重ね合わせながら、同時に措定される外、つまり私の外部に向かう欲望の運動の契機を孕みつつ、オプ・アートなどを参照にした鑑賞者の身体を巻き込んだ生の躍動を表現した。2014/08/08
葵
0
前に大阪行ったときたまたまギュスターヴ・モローを死ぬほど見てたのでモローの光との対比はめちゃくちゃ例えとしてわかりやすかったなー 私もちょっとキッチュぽくて好きじゃないんだけどブレックナーの展開だと興味を抱くというのはまあ少しだけわかる いつか現物見たい!2020/06/23
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