内容説明
貿易の自由化で海外からの輸入青果物は拡大の一途をたどっております。中でも日本では珍しい新しい果物や野菜類には特に興味を持った著者は、退職してからは、実際に現地の動向を探索しようと行動を開始したのが本書の出版です。これだけの多数の国々の動向を多大の費用と日時を費やして個人での現地ルポは、国際化とはいっても例がないと思われます。決して、ただの観光ルポではありません。常に何かを追求する立場がうかがえます。
目次
第1章 魅惑の熱帯果物(カニステル;バンレイシ;トゲバンレイシ ほか)
第2章 自然派の個性野菜(ミズオジギソウ;ネジレフサマメ;シロゴチョウ ほか)
第3章 世界の食品店散策(イギリス;フランス;オランダ ほか)
著者等紹介
久保宏文[クボヒロフミ]
昭和10年鳥取市に生まれる。昭和33年高知大学農学部農学科卒。昭和33年日東硫曹(株)(現コープケミカル(株))勤務を経て、昭和41年東京築地の東京都中央卸売市場に所属する東京中央青果(株)に勤務。青果セリ人をはじめ青果物関係業務に従事、平成8年退職。退職後、農経新聞に「東南アジア野菜・果物紀行」平成9年。「魅惑の熱帯果物たち」平成10年。「海外の青果小売」平成11年。その他、野菜・果物探訪記を執筆掲載
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